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【レズ痴漢2日目】(2)

《紗世のつぶやき》

なんでわたしはバスを降りてしまったんだろう?

遊歩道…
見知らぬ貴女と並んで
手をつないで歩く~
なんだか自然に思えて
不思議だ…

「名前、聞いてなかったね」
「紗世…」
「さよちゃんって言うんだ…」
「お姉さんは」
「えみ香」
「えみかさん…」

綺麗な響きだ~

「一緒に来て」
「…」

えみ香さん…すっごい嬉しそう
子供みたいだ

「ついてきて」

夕暮れに
歩道橋で…
そっと触れる貴女の唇
恋人みたいな優しいキス

今、誰かに見られてたかもしれない
でも嫌じゃない
わたし、どうしちゃったんだろう?

なにもかも~
さっきのことが嘘みたいで

えみ香さん
どれが本当の顔なの?

貴女を
もっと知りたくて~
もっと触れたくて…


《えみ香のつぶやき》

あれほど焦がれた貴女が
私の隣りにいる奇跡

彼女は私の手を拒まない
嬉しい
嬉しい…

もっと貴女に触りたい
もっと貴女を感じたい

見つめながら~頬をそっと撫でてみる
戸惑う貴女が
愛おしい

誰が見ていてもかまわないの
失くすものなんてないもの
貴女が私のすべて~

可愛い紗世。
私をまっすぐ見つめてくれる
従順な貴女…

柔らかな唇に触れた
瞬間、時が止まる

ああ、私はついに~
大切な宝物を手に入れた


⑥へつづく。
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